【陸上】不破聖衣来、4カ月ぶりレースは33分16秒 日本インカレ

AI要約

不破聖衣来(21=拓殖大4年)が日本インカレで女子1万メートルに出場し、自己記録から大きく離れた結果を残す。

不破は過去の実績や怪我の影響などを振り返りつつ、今季の復帰からの経過を述べる。

不破聖衣来の経歴や実績、プロフィールなどが紹介される。

【陸上】不破聖衣来、4カ月ぶりレースは33分16秒 日本インカレ

<陸上:日本学生対校選手権(日本インカレ)>◇第1日◇19日◇神奈川・川崎市等々力陸上競技場◇女子1万メートル決勝

 女子1万メートルで日本歴代3位の自己記録(30分45秒21)を保持する不破聖衣来(21=拓殖大4年)が日本インカレで同種目に出場し、33分16秒 (速報値)だった。5月の関東インカレ以来、約4カ月ぶりのレースだった。

 不破は拓大1年時だった21年10月の全日本大学女子駅伝5区で区間新記録を樹立。鮮烈なデビューを飾ると、同12月に1万メートルで30分台に乗せ、同下旬の富士山女子駅伝でも5区で区間新記録を打ち立てた。

 その後は故障の影響もあり、本来の走りが影を潜める時間が続いた。22年10月の全日本大学女子駅伝5区で区間賞獲得後は実戦から遠ざかり、駅伝への区間エントリーからも外れていた。

 ただ、大学ラストイヤーとなった今季は、4月の国士舘大競技会混合5000メートルで約1年6カ月ぶりに復帰。同5月の関東インカレでは33分40秒20で9位となっていた。

 ◆不破聖衣来(ふわ・せいら)2003年(平15)3月25日、群馬県高崎市生まれ。高崎健康福祉大高崎高から21年4月に拓大へ進学。無敗の3冠馬ディープインパクトと同じ誕生日(02年生まれ)。陸上を始めたきっかけは、小学校の持久走のため、祖父と姉と毎朝練習したこと。5年から本格的に練習を始めたが、当時のメインはミニバスケットボール。1万メートルの自己記録は30分45秒21。