広島・新井監督 5回6失点KOの森下に「本人も思うところが…また次、期待しています」
広島はDeNAに11-2で敗戦し、自力優勝が消滅した。投手陣が11失点を喫し、森下の不調も影響した。
乱闘騒ぎのあった前日からの一戦で、広島は打線も安定せず、追いつくことができなかった。
新井監督は森下に対し、改善を期待しつつも、残り試合に向けて選手たちに休息を促した。
◇セ・リーグ 広島2-11DeNA(2024年9月16日 マツダ)
3位・広島は投手陣が11失点を喫し、4位・DeNAに2-11で敗戦。自力優勝が消滅した。DeNAに1ゲーム差と迫られ、2位・阪神がヤクルトに勝ったため、阪神とのゲーム差は3に広がった。
前日は秋山への死球をきっかけに広島・新井監督が激高。DeNA・ウィックともめるなど乱闘騒ぎが勃発。警告試合となった。
そんな中で迎えた一戦。11勝目を目指した右腕・森下が先発登板。2回に5失点するなど5回6失点を喫して降板した。
1点を追う初回に坂倉が同点の11号ソロ。しかし、投手陣が安定せず、リードを広げられた。打線も6回に1点を返すのが精いっぱいだった。
試合後、新井監督は森下について「初回の本塁打は、打ったバッターを褒めるべきだと思う。ここ数試合(立ち上がりの失点が)続いているので、本人も感じていること、思うところがあると思う。そこをまた修正して、また次、期待しています」とした。
この7連戦は1勝6敗と大きく負け越したが「残り試合少ないし、明日休みなので、しっかり休んで明後日に備えたいと思います」と切り替えを強調した。