【DeNA】1カ月ぶり連敗で3位広島に2差 吉野光樹が2回途中5失点、救援陣も失点重ねる

AI要約

DeNAが1カ月ぶりの連敗で、3位広島と2ゲーム差に離された。投手陣が打ち込まれ、今季6度目の2ケタ失点。

吉野光樹投手が2回途中6安打5失点で降板し、投手陣が苦しんだ。京山や山崎など計5人のリリーフ陣が投入された。

死球をきっかけに両軍入り乱れる事態となり、試合が警告試合となった。DeNAは1カ月ぶりの連敗となり、3位争いが激化している。

【DeNA】1カ月ぶり連敗で3位広島に2差 吉野光樹が2回途中5失点、救援陣も失点重ねる

<広島10-2DeNA>◇15日◇マツダスタジアム

 DeNAが1カ月ぶりの連敗で、3位広島と2ゲーム差に離された。投手陣が打ち込まれ、今季6度目の2ケタ失点。死球をきっかけに両軍入り乱れる事態となって警告試合が宣告されるなど、後味の悪いゲームとなった。

 先発の吉野光樹投手(26)が、プロ最短の2回途中6安打5失点で降板した。1回2死一、二塁、小園に右中間への2点適時二塁打で先制されると、そこから矢野、末包、菊池の3連打で一挙4失点を喫した。

 2回も立ち直れない。先頭の秋山に左前打を浴びると、1死二塁から堂林に四球を与えたところで降板。申し訳なさそうにベンチに下がり、悔しさを表情ににじませた。

 2番手にはこの日、1軍昇格した京山が登板。前日14日の中日戦(横浜)でも先発を任された石田裕が3回8安打2失点で早々に降板。森唯(2回)、山崎、佐々木(2回)、ウィックとリリーフ陣を費やしており、2試合連続で苦しい展開を強いられることになった。京山、坂本とイニングをまたぎ、山崎は菊池に3ランを浴びて3失点。伊勢、中川颯は無失点もリリーフ5人を投入した。

 さらに、正捕手・山本が右腕付近に死球を受けて、そのまま途中交代。7回には伊勢の秋山への初球が死球となり、両軍入り乱れて乱闘寸前。新井監督は激高して詰め寄り、オースティンやウィックもそれに呼応し、ナインが羽交い締めで止めにかかった。その後、警告試合が宣告された。

 これで8月14日の広島戦と2日挟んで同17日巨人戦で敗れて以来、1カ月ぶりの連敗となった。残り17試合、首位の巨人と6ゲーム差、3位広島と2ゲーム差と正念場を迎えている。