鯉将トーク 広島・新井貴浩監督「何かのきっかけで変わると思う」今季ワーストタイの5連敗で3位転落
広島は逆転負けで5連敗し、大瀬良投手も苦戦。打線は5安打で3得点に終わる。
打ち取ったような打球が安打になり、先発陣の苦しい投球が続く中、チームは六回に2得点を奪い追い上げる。
守備陣の攻めが失点に結びつくなど、9月は乏しい成績だが、選手には前向きな姿勢を保つよう求める。
(セ・リーグ、阪神7-3広島、23回戦、11勝11敗1分、13日、甲子園)広島は逆転負けで今季ワーストタイの5連敗となり、3位に転落した。大瀬良大地投手(33)は4回⅓を9安打5失点(自責4)で5敗目(6勝)を喫した。打線は5安打で3得点どまり。新井貴浩監督(47)の一問一答は次の通り。
ーー大瀬良は3失点した四回は打ち取ったような打球が安打になった
「そうやね。ちょっと打ち取った当たりが足に当たったりだとか、(三塁手・小園の)エラーもあって不運な面もあった。また切り替えて、次の登板で頑張ってもらいたいです」
ーー先発陣は苦しい投球が続く
「ずっと頑張ってくれてたんで、そこはやっぱり野手が点を取ってカバーをしてあげたいと思います」
ーー大瀬良に五回1死二、三塁で交代を告げた
「あそこは左(木浪)だったし、1アウトだったし、バットに当てさせたくない、もしくは強いボールで詰まらせたいっていうシチュエーションだったので代えました」
ーー4点を追う六回は無死満塁から2得点を奪い追い上げた
「相手もいいピッチャー(高橋)。いい攻撃はできたんじゃないかと思います」
ーー阪神の高橋には今季3戦3敗。どう対策を立てたか
「そこはスコアラーや(打撃)コーチが各自でミーティングをしてくれている。アプローチの仕方も」
ーー守備陣は球際を攻めた結果であるが、2試合連続で失策が失点に絡んだ
「思い切って攻めていった結果のエラーはしようがないと言っている」
ーー9月は2勝9敗。勝てない試合が続く
「選手は今持てる力を精一杯出してくれてると思います。流れが悪いってのもあるし、また自分がしっかり考えたいと思います」
ーーこの逆境を乗り切るためには選手にどういうプレーを求めていく
「今まで通り、どんどん攻めていってもらえたら、結果を恐れずに攻めていってもらえたらいいと思うし、何かのきっかけで変わると思う。また、それが明日来るように頑張りたいと思います」
ーー左のリリーフエースのハーンが第1子の出産に立ち会うため米国へ一時帰国。19日に再来日予定