渡辺雄太 あいさつ代わりの7得点 解雇と背中合わせのNBAとは違い「今は良い意味でリラックス」

AI要約

Bリーグの千葉Jに加入した日本代表の渡辺雄太(29)が新本拠地でのプレシーズンマッチに先発し、新天地での実戦デビューを果たす。

試合では前半だけの出場で15分44秒プレーし、7得点を挙げる。観客動員数は7948人に達し、注目度が高い。

渡辺雄太はNBA経験も持ち、プレシーズンではまだ状態が6~7割程度であるが、開幕戦へ向けて徐々に調子を上げている。

渡辺雄太 あいさつ代わりの7得点 解雇と背中合わせのNBAとは違い「今は良い意味でリラックス」

 Bリーグの千葉Jに加入した日本代表の渡辺雄太(29)が15日、新本拠地ららアリーナ東京ベイで行われたSR渋谷とのプレシーズンマッチに先発し、新天地での実戦デビューを果たした。前半だけの出場で15分44秒プレーし、7得点。試合は65―72で敗れたが「今日は深く考えずに楽しんでやれればと思っていた」と充実した表情を浮かべた。注目度は高く、チケットは完売。7948人の観衆を集めた。

 第1Q残り5分9秒に正面からジャンプシュートを決めて初得点。同残り2分34秒には富樫のパスを受けて速攻からレイアップを決めた。3本の3点シュートは全て外したが、攻守に存在感を発揮。日本人最長の6季プレーしたNBA時代は常に解雇と背中合わせ。プレシーズンから100%に仕上げる必要があったが「今は良い意味でリラックスできている。まだ状態は6~7割程度」と強調した。10月5日のBリーグ開幕戦・宇都宮戦に向け、徐々にギアを上げていく。 (木本 新也)