立大が慶大に敗戦も1年小林隼翔が反撃の1発 東京6大学通算4000号「ベンチ帰って知った」

AI要約

慶大が立大に5-1で勝利し、両チームが1勝1敗のタイになった。

立大の木村監督は慶大の投手・広池の好投を苦しんだ。

立大の1年生選手がチームを勢いづける活躍を見せ、次戦に向けて意気込んでいる。

立大が慶大に敗戦も1年小林隼翔が反撃の1発 東京6大学通算4000号「ベンチ帰って知った」

<東京6大学野球リーグ:慶大5-1立大>◇14日◇第1週2日目◇神宮

 先勝した立大が慶大に敗れ、1勝1敗のタイに並んだ。立大・木村泰雄監督(63)は「なかなか突破口が開けなかった」と広島でプレーし、現在は西武の球団副本部長兼編成統括を務める広池浩司氏(51)を父に持つ、慶大・広池浩成投手(2年=慶応)の好投に唇をかんだ。

 両軍「ジュニア対決」で幕を開けた2回戦。立大は元ダイエー大越基氏(53=現早鞆監督)の長男、大越怜投手(3年=東筑)が先発した。3回まで0行進も、4回に先制を許し、5回には2点本塁打を浴びるなど一挙5点を失った。

 5回以降、試合の主導権を握られたが記念すべき反撃弾も出た。0-1の6回には、1番小林隼翔内野手(1年=広陵)が左中間へソロ本塁打。東京6大学通算4000号のメモリアルアーチとなり「ベンチに戻ってから言われて初めて知りました。すごく光栄です」と笑顔で振り返った。チームで3安打と相手投手を攻略できない中、期待の1年生が2安打1打点で気を吐いた。

 ルーキーは「立教の強みは守備からリズムをつくること。もう1回締め直していきたい」と、3回戦での勝ち点獲得を力強く誓った。