来年のドラフト候補確実!大産大の強肩強打捕手の活躍に注目せよ【阪神大学野球】

AI要約

阪神大学野球連盟秋季リーグ戦の一戦。捕手の小出望那が活躍し、大阪産業大は引き分けとなる。

小出望那は強肩強打の捕手で、リーグ戦で活躍している。今年の全日本大学野球選手権でも4強入りした実績がある。

小出望那は今季の主将を務め、集中力の向上を課題として挙げている。将来的にはプロを目指す意欲を見せている。

来年のドラフト候補確実!大産大の強肩強打捕手の活躍に注目せよ【阪神大学野球】

<2024阪神大学野球連盟秋季リーグ戦:大阪産業大4-4大阪体育大>14日◇第2節1回戦◇南港中央野球場

 今年の全日本大学野球選手権で4強入りした天理大など強豪ひしめく阪神大学リーグ。その中で昨年12月、今年6月の侍ジャパン大学代表候補合宿に召集されているのが、大阪産業大の小出望那(3年=大産大付)だ。強肩強打の捕手で、リーグ戦ではこれまでに通算4本塁打を放っている。

 4番捕手で出場したこの日は1点を追う3回裏、一死満塁のチャンスで打席が回ると、フルカウントからレフト後方に犠飛を放ち、同点とした。

 しかし、残りの打席は凡退に終わり、4打数無安打1打点。チームも9回表に3点差を追いつかれ、引き分けに終わった。

 今季から主将を務めている小出は「(前節の)甲南大戦も勝てる試合を勝ち切れていない。(課題は)最後の集中力に尽きると思います」と肩を落とした。前節の甲南大戦では連敗を喫しており、ここまで3試合で2敗1分けと苦しい戦いが続いている。大阪産業大が上昇するためには小出の攻守に渡る活躍が欠かせない。

 2度の代表候補合宿は「レベルが高いメンバーとやらせてもらって、刺激になりました」と語り、同学年で捕手の明治大・小島大河(3年=東海大相模)をライバルに挙げている。卒業後は「プロを目指して頑張っています」と話しており、今後が楽しみな選手だ。