【ローズS】日本ダービー5着馬がキャリア初の牝馬限定戦で存在感見せつける

AI要約

第42回ローズS-G2(9月15日、中京競馬場・芝2000メートル)が注目されており、出走メンバーで唯一のG1馬であるレガレイラの始動戦が期待されている。

レガレイラは過去にホープフルSを制覇し、春のクラシック戦線でも堂々と活躍したが、秋の始動戦は牝馬限定戦であり、成長跡も見られる。

放牧を経て帰厩し、追い切りでも好調な様子を見せるレガレイラは、規格外の存在感を示す態勢を整えている。

【ローズS】日本ダービー5着馬がキャリア初の牝馬限定戦で存在感見せつける

◆第42回ローズS・G2(9月15日、中京競馬場・芝2000メートル)

 秋華賞(10月13日、京都)トライアル(3着まで優先出走権)、第42回ローズS・G2は15日、中京・芝2000メートルを舞台に行われる。注目は始動戦を迎えるメンバー唯一のG1馬レガレイラだ。

 2歳時に牝馬では14年の重賞昇格後初めてホープフルSを制覇。今春は果敢に牡馬クラシック戦線に乗り込み、1番人気に推された皐月賞で6着、日本ダービーは5着に入るなど堂々と渡りあった。

 秋の始動戦は、牡馬相手ではなく、キャリア初となる牝馬限定戦。太田助手は「オンオフの差が激しい時もあったけど、2歳時に比べても落ち着きは出たと思う。前走はスタートを出て最後に脚を使っているし、ゲートを出てほしいです」と前向きに話した。

 ひと夏を越し、成長の跡もくっきり。前走後は放牧に出され英気を養ったが、8月15日に美浦に帰厩すると追うごとに良化。4日のWコースでの追い切りでもヒップホップソウル(4歳オープン)と併せて6ハロン78秒9―11秒5で併入した。「体もひと回り大きくなりました。期待している馬だし、いい形で秋を迎えたい」と気持ちを引き締める。規格外の女王が、初戦から存在感を見せつける態勢は整いつつある。