【紫苑S】クリスマスパレード、レコードVで秋華賞切符ゲット! 石川裕紀人騎手「内容としては100点」

AI要約

石川裕紀人(28)=美・相沢=騎乗で5番人気のクリスマスパレードが2番手追走から抜け出し、重賞初制覇を飾った。タイム1分56秒6(良)は中山芝2000メートルのコースレコード。2着ミアネーロ、3着ボンドガールまでが、秋華賞(10月13日、京都、GⅠ、芝2000メートル)への優先出走権を獲得した。

クリスマスパレードがしぶとく末脚を伸ばして重賞初制覇。勝ちタイム1分56秒6は、今年の皐月賞でジャスティンミラノがマークした記録を0秒5も上回る大レコードだ。

陣営は今後についての明言を避けたが、さらなる大舞台へ堂々と歩みを進める。クリスマスパレードの勝利により、未来が明るいと期待される。

【紫苑S】クリスマスパレード、レコードVで秋華賞切符ゲット! 石川裕紀人騎手「内容としては100点」

石川裕紀人(28)=美・相沢=騎乗で5番人気のクリスマスパレードが2番手追走から抜け出し、重賞初制覇を飾った。タイム1分56秒6(良)は中山芝2000メートルのコースレコード。2着ミアネーロ、3着ボンドガールまでが、秋華賞(10月13日、京都、GⅠ、芝2000メートル)への優先出走権を獲得した。

照りつけるまぶしい太陽を浴びながら、季節外れの華やかなパレードが繰り広げられた。クリスマスパレードがしぶとく末脚を伸ばして重賞初制覇。石川騎手は「瞬発力がそがれるような馬場になったのと、スタートの1歩目で無理なく出てくれたのが勝因で、内容としては100点でした」と振り返った。

好スタートを決め、道中はリラックスした走りで2番手をキープ。直線入り口で先頭に立って急坂を駆け上がり、迫り来るミアネーロをクビ差振り切った。勝ちタイム1分56秒6は、今年の皐月賞でジャスティンミラノがマークした記録を0秒5も上回る大レコードだ。

加藤士調教師は「パドックを見たときに一番いいなと思ったので、自信がありました。最後はジョッキーと馬がよく頑張ってくれた」とねぎらい、鞍上も「この先は明るい未来が待っていると思います」と胸を張った。陣営は今後についての明言を避けたが、さらなる大舞台へ堂々と歩みを進める。(吉田桜至郎)

■クリスマスパレード 父キタサンブラック、母ミスエリカ、母の父ブレイム。青鹿毛の牝3歳。美浦・加藤士津八厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈱G1レーシング。戦績5戦3勝(うち地方1戦0勝)。獲得賞金7883万4000円(全て中央)。重賞は初勝利。紫苑Sは石川裕紀人騎手、加藤士津八調教師ともに初勝利。馬名は「ツツジ科エリカ属の常緑低木の品種名。母名より連想」。