【セントウルS】2022年の再現!G1馬ママコチャを上回る「激アツ条件」該当馬
セントウルステークス(G2、芝1200m)は2年ぶりの中京開催で、直近2週続けて栗東坂路で調整した馬が好成績を残す傾向にある。
過去の好走馬の多くが11秒台の末脚を持ち、中京の長い直線に適した馬が有利とされる。
今年は特に注目すべきは、ラスト1ハロン11秒9の馬なりで走ったトゥラヴェスーラと、一杯で同タイムを記録したママコチャの2頭だ。
2年ぶりの中京開催となるセントウルステークス(G2、芝1200m)は、「直近2週続けて栗東坂路」調整馬が激アツ!
コレはスゴいですよ? 2021年の1~3着独占を筆頭に、中京芝1200mで行われた2020~22年の好走馬9頭のうち6頭が該当。この中には22年の6番人気2着馬で、後に同舞台のG1高松宮記念を制すファストフォースなどの素質馬も含まれていました。
●22年
2着 ファストフォース(6人気)
→当週ラスト1F11秒9(一杯)
3着 サンライズオネスト(4人気)
→1週前ラスト1F12秒0(一杯)
●21年
1着 レシステンシア(1人気)
→当週ラスト1F11秒9(強め)
2着 ピクシーナイト(2人気)
→当週ラスト1F11秒9(強め)
3着 クリノガウディー(4人気)
→当週ラスト1F11秒6(一杯)
●20年
1着 ダノンスマッシュ(1人気)
→当週ラスト1F12秒2(強め)
また上記で紹介した6頭中4頭は「レース当週にラスト1ハロン11秒台」を出していたのも重要なポイント。レースの舞台は直線が412.5mと比較的長い中京コースとあって、傾斜がキツい栗東坂路で終い鋭い伸びを披露していた馬が狙い目です。
しかも今年は「直近2週続けて栗東坂路」調整馬で、「レース当週にラスト1ハロン11秒台」の激走条件に合致するのは、下記の2頭のみ。
トゥラヴェスーラ
→当週ラスト1F11秒9(馬なり)
ママコチャ
→当週ラスト1F11秒9(一杯)
特に注目は23年のスプリンターズS勝ち馬ママコチャを上回り、馬なりでラスト1ハロン11秒9をマークしたトゥラヴェスーラでしょう。終い重点とはいえ9歳の年齢を感じさせない瞬発力を披露しており、デキの良さを味方に激走があっても驚けませんよ!