巨人 劇的勝利で首位陥落を阻止 拙攻に次ぐ拙攻も9回に追いつき、延長12回オコエがサヨナラ弾

AI要約

巨人はDeNAに延長戦の末、サヨナラ勝ちを収めて2連勝し、貯金を13とした。

オコエのサヨナラ弾や延長戦での逆転劇など、激しい攻防が展開された試合だった。

巨人はDeNAとの対戦成績を13勝6敗とし、2年連続で勝ち越している。

巨人 劇的勝利で首位陥落を阻止 拙攻に次ぐ拙攻も9回に追いつき、延長12回オコエがサヨナラ弾

 ◇セ・リーグ 巨人3―2DeNA(2024年9月7日 東京D)

 巨人は延長戦の末、DeNAにサヨナラ勝ちを収めて2連勝。貯金を今季最多タイの13とした。巨人のサヨナラ勝ちは今季6度目。

 また、DeNAとの今季対戦成績はこれで13勝6敗。同カードの2年連続シーズン勝ち越しを決めている。

 拙攻に次ぐ拙攻、そして残塁の山の先に歓喜が待っていた。2―2で迎えた延長12回だ。

 イニングまたぎとなった相手8番手右腕・佐々木からオコエが自身初のサヨナラ弾を放った。

 巨人は初回、3回、5回と3度の満塁機にあと一本が出ず、5回までに5安打5四球と再三にわたって塁をにぎわすも10残塁で無得点。それでも0―1で迎えた6回、丸に11号ソロが飛び出して同点に追いついた。

 だが、8回に3番手左腕・バルドナードが勝ち越しを許して1―2。それでも阿部監督は1点ビハインドの9回に守護神・大勢を送る執念采配を見せると、その裏だった。

 この回から登板した相手守護神・森原に対し、1死から坂本が右前打を放ち、チャンスメーク。

 2死一塁から代打・長野の三ゴロがこの回から守備固めに入った柴田の一塁悪送球を誘って2死一、二塁とすると、この日、今季4度目の出場選手登録となったばかりの代打・中山が森原の内角高め150キロ直球を右前適時打として土壇場で追いつき、延長戦に持ち込んでいた。

 延長11回、12回の2回を無失点に抑えた7番手左腕・横川は4月27日のDeNA戦(横浜)以来133日ぶりとなる今季2勝目(1敗)。