【RISE】世界王者を相手に大番狂わせを狙う麻火佑太郎「梅野源治さんのような世界に羽ばたける、世界を獲れるような選手になりたい」

AI要約

麻火佑太郎がSuper Fight!のリングに向けて公開練習を行い、チャド・コリンズとの対戦に臨む意気込みを見せる。

麻火選手は自信を深めつつあり、周囲の期待にも耳を貸さず自身のスタイルで戦う決意を示す。

麻火選手はペトロシアン選手を尊敬し、攻撃を受けずに攻めるスタイルを追求する姿勢を示す。

【RISE】世界王者を相手に大番狂わせを狙う麻火佑太郎「梅野源治さんのような世界に羽ばたける、世界を獲れるような選手になりたい」

 2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』にて、Super Fight!のスーパーライト級(-65kg)3分3R延長1RでRISE世界同級王者チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)と対戦する麻火佑太郎(PHOENIX)が公開練習を行った。

 ミット打ちではスピードのある動きが途切れないコンビネーション、二回転蹴りや回転ヒジ打ちなど回転系の技も繰り出した麻火。世界王者コリンズを相手に大番狂わせを予告した。

■自分が勝つ自信は日に日に増している

――キレのある公開練習でした。いつもあんな感じで練習されているんですか?

「あれを7ラウンドやっています」

――あの動きを7ラウンドやるのはしんどそうですね。

「今日は緊張していたのでいつもより疲れてしまったんですけど、いつもミットをトレーナーが持ってくれているので、本当に感謝ですね」

――時折テコンドーのような動きを入れているような印象だったのですが、意識して入れられているんですか?

「元々ムエタイのジムだったので、どちらかというとムエタイのミットだったんですけど、トレーナーが日本のスタイルや僕のスタイルを理解してくれて、ああいう技を取り入れてくれるようになりました」

――地元で長らくテコンドーをやってきたと思いますが、今の自分にも取り入れたいという気持ちはありますか?

「自分と他の選手では違うスタイルがあるので、これからも自分のスタイルで上に行きたいので、変わらず蹴り技を使っていきます」

――先日8月20日に誕生日を迎えられて、25歳になった心境としてはいかがですか?

「23歳24歳と勝ち続けることができたので、25歳も負けないように毎日コツコツやっていきたいと思います」

――チャド・コリンズ戦が発表されてから周囲の反響はいかがでしたか?

「やっぱり負け予想は多いんですけど、あまり周りの意見は気にしないですし、下馬評が不利というのはセクサン戦で慣れたのであとはやるだけですね」

――セクサン戦を経て周囲の反響はあまり気にしないようになったという事ですか?

「元々気にするタイプではなくて、見なければいいかなと思っています。でも今の時代SNSがあるので、言われてもしょうがないんですけど、結果で見せればいいかなと思っています」

――SNSを見ないようにしているんですか?

「自然と毎日毎日必死にやっていたらあまりSNSを見なくなって、とにかく自分の目の前のことに集中してやっています」

――チャド・コリンズ選手は本当に強豪だと思いますが、印象は以前の会見の時から変わっていないですか?

「印象自体は変わらないですけど、チャド・コリンズ選手に対しての自分が勝つ自信は日に日に増しているので、あと2週間でどれだけ100%に持っていけるかが肝ですね」

――麻火選手がチャド・コリンズ選手に勝てる根拠はどこになりますか?

「僕のスタイルは他の日本人にはないスタイルですし、チャド・コリンズ選手はムエタイスタイルだったり足のステップを使わない日本人選手に勝ってきているので、僕がチャド・コリンズ選手の勝ち方を皆さんに教えます(笑)」

――今までのチャド・コリンズ選手の試合を見ていると、相手をしぶとく削ってくる戦い方をしていますが、それに対応できる自信はありますか?

「正直セクサン選手よりも圧力が強いと思いますし、自分が想像している以上のものがあると思いますが、僕も日に日に成長している自覚があります。今は対峙した時の楽しみの方が大きいので、上手くいなして自分のスタイルで戦いたいです」

――ご自分のスタイルですが、イメージしている選手はいらっしゃいますか?

「昔から色んな選手を見てきて、長野にいた時からずっと参考にしてきたのはペトロシアン選手です。攻撃をもらわずに当てるサウスポーっていうのが自分の理想なんですけど、ペトロシアン選手が持っていないものも僕は持っているので、色んなものをミックスしながらもらわずに当てるというスタイルを極めたいです」

――もらわずに当てるディフェンスの練習はどのように取り組んでいますか?

「シャドーボクシングをひたすらやっています。なあなあにしてやる人もいますが、僕はシャドーが1番大事だと思っていて、そこでできない動きは試合でもできないですし、ディフェンスを意識しながら徹底して行っています」