田中希実が5000Mで14分49秒95 来年の東京世界陸上の参加標準記録突破…ダイヤモンドリーグ

AI要約

田中希実が女子5000メートルで日本記録を更新し、世界陸上の参加標準記録を突破した。

村竹ラシッドが男子110メートル障害で好成績を収め、日本勢の記録を更新した。

パリ五輪での日本代表選手の成績についても触れられている。

田中希実が5000Mで14分49秒95 来年の東京世界陸上の参加標準記録突破…ダイヤモンドリーグ

◇陸上 ダイヤモンドリーグ(DL)第14戦(5日、スイス・チューリヒ)

 女子5000メートルで日本記録保持者の田中希実(ニューバランス)が、14分49秒95をマークして7位だった。来年東京で行われる世界陸上の参加標準記録(14分50秒00)を突破した。

 パリ五輪では1500、5000メートルに出場。5000メートルは予選敗退し、1500メートルの準決勝は攻めの走りで3分59秒70の好タイムをマークしたが敗退した。

 男子110メートル障害は、村竹ラシッド(JAL)が13秒20(向かい風0・3メートル)で6位だった。パリ五輪では同種目日本勢初の決勝進出を果たし、13秒21で5位入賞。1932年ロサンゼルス五輪6位で「暁の超特急」と呼ばれた吉岡隆徳を上回る、男子五輪短距離では日本勢の最高順位だった。