ドジャース・大谷 東山&木村佳乃夫妻の前で4タコ大敗 3戦ぶりの沈黙

AI要約

大谷は古巣エンゼルスの本拠地で無安打に終わり、観客4万4822人の前で期待外れのプレーを見せた。

試合はドジャースが1-10で大敗し、地区2位のパドレスに差を縮められ優勝マジックは18のままとなった。

ノーアーチで45-45の偉業到達を逃し、日本の有名人も観戦する中で記録更新のチャンスを逃してしまった。

ドジャース・大谷 東山&木村佳乃夫妻の前で4タコ大敗 3戦ぶりの沈黙

 ◇インターリーグ ドジャース1―10エンゼルス(2024年9月4日 アナハイム)

 大歓声に応えることはできなかった。古巣の本拠地であるエンゼルスタジアムの観衆は、今季最多となる4万4822人。公式戦では移籍後初めての凱旋となった前日を上回ったが、ドジャースの大谷は3試合ぶりの無安打に終わった。

 同球場では今季最後となるレギュラーシーズンの一戦。延長戦を制した前夜の試合後に「明日は自分たちがいい形で入っていける」と手応えを語っていたが、昨季までの同僚だった右腕キャニングに対し、初回は三飛、3回は中飛に打ち取られた。6回は低めのスライダーに空振り三振。救援右腕ストリックランドに代わった8回も三飛に倒れた。

 ここまで44本塁打、46盗塁を記録。「45―45(45本塁打、45盗塁)」まであと1本塁打として2連戦を迎えたが、ノーアーチで偉業到達はならず。日本ハム時代に取材経験のある東山紀之さん、木村佳乃夫妻も観戦する中、同じくあと1本塁打に迫っていた同球場通算100号も来季以降に持ち越しとなった。

 試合は先発右腕ミラーが初回に1死も取れず5失点するなど、1―10の大敗。地区2位のパドレスがサヨナラ勝ちし、ゲーム差は再び4・5に縮まった。優勝マジックは18のまま。デーブ・ロバーツ監督は「立ち上がりから出遅れ、厳しい状況だった。明らかにダメージが大きかった」と渋い表情を浮かべた。(柳原 直之)