大谷翔平 古巣本拠初凱旋の第1打席は凡退 6月の対戦では2戦連発

AI要約

ドジャースの大谷翔平投手が移籍後初のエンゼルス戦にDHとして先発。第1打席は凡退に終わる。

大谷は史上初の50本塁打50盗塁に向けてカウントダウン中で、ファンから熱い歓迎を受ける。

古巣エンゼルス戦では活躍し、ファンから大きな声援を受ける。過去の功績も称えられた。

大谷翔平 古巣本拠初凱旋の第1打席は凡退 6月の対戦では2戦連発

 ◇インターリーグ ドジャース―エンゼルス(2024年9月3日 アナハイム)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、移籍後初めてエンゼルスタジアムに凱旋してエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は凡退に終わった。

 2日のダイヤモンドバックス戦では自己最多タイの1試合3盗塁を決めて今季46盗塁。これで44本塁打&46盗塁となり、史上初の50―50もカウントダウンに入ってきた。

 エンゼルスとレギュラーシーズン初対戦となったドジャースタジアムでの6月21、22日の2連戦では2戦連発するなど6打数3安打4打点と爆発。古巣に成長した姿を見せつけた。

 試合前はビジター側の右翼側ではなく、当時を思い出すためか、エンゼルス時代によく練習していたホーム側の左翼側で壁当てのルーティンを行った後、キャッチボールを行った。球場にはエンゼルス時代の大谷のユニホームを着たファンも多数駆けつけ、大谷がベンチに戻る際には「ショーヘイ!」とファンは大歓声。大谷はスタンドに自身の持っていたボールを投げ入れるファンサービスも行った。試合前のエンゼルスタジアムでは大型ビジョンに2021年、2023年のMVP受賞を獲得した功績とともに「ウェルカムバック 大谷翔平」とのメッセージが出現。昨季まで在籍したスターの初凱旋を温かく出迎えた。

 3月26日のエンゼルスとドジャースのオープン戦では、初回の第1打席で大谷がバッターボックスに入る際、大型ビジョンで6年間の活躍をまとめた特別映像を流すサプライズ演出。大谷もヘルメットを取ってぺこりと頭を下げてあいさつすると、古巣ファンもスタンディングオベーションで声援を送った。しかし、4月5日の本拠地開幕戦となるレッドソックス戦で歴代の功労者の動画が流れると、大ブーイングが起きていた。