ロッテ・カイケル、5回3安打1失点で来日初勝利の権利を持って降板

AI要約

アストロズ時代のサイ・ヤング賞受賞投手であるダラス・カイケル投手がロッテで初勝利を挙げる力投を見せた。

カイケル投手は慎重な低め投球で3安打1失点の好投をし、ピンチも巧みに切り抜けた。

中6日目の登板で期待に応えたカイケル投手は、4位・楽天との重要な試合を勝利で締めくくった。

ロッテ・カイケル、5回3安打1失点で来日初勝利の権利を持って降板

(パ・リーグ、ロッテ-楽天、17回戦、5日、ゾゾマリン)アストロズ時代の2015年に米大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたロッテの新外国人、ダラス・カイケル投手(36)=前ブルワーズ=が、5回82球で3安打1失点の力投。4度目の登板にして来日初勝利の権利を持って降板した。

140キロ前半のツーシームやチェンジアップ、カットボールを丁寧に低めに集める投球。三回は1死満塁のピンチを背負ったが、失点は辰巳のニゴロの間の1点のみ。計3四球と制球に苦しむ姿もあったが、熟練の投球術で試合を作った。

この日は来日初の中6日での登板。これまではメジャー時代と同じ中5日の間隔で登板していたが、今週は月火水と3日間試合がなく日程の問題もあって変更。4位・楽天との直接対決4連戦の大事な初戦を任され、期待に応える投球だった。