大谷翔平の凱旋に古巣エンゼルス本拠地はスタンディングオベーション 歓迎ビジョン表示、「特別」な球場で異例の光景

AI要約

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が古巣の本拠地であるエンゼルスタジアムに凱旋し、異例の歓迎を受けた。

観客からはスタンディングオベーションが起きるなど、特別な雰囲気の中で試合が行われた。

大谷は前人未到の記録を達成する可能性が高く、「50-50」まで狙える状況にある。

大谷翔平の凱旋に古巣エンゼルス本拠地はスタンディングオベーション 歓迎ビジョン表示、「特別」な球場で異例の光景

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地エンゼルスタジアムで行われるエンゼルス戦に「1番・DH」で出場。昨季まで6シーズン所属した古巣の本拠地に、公式戦で始めて“凱旋”となった。第1打席は一ゴロとなったが、スタンディングオベーションが起きるなど敵地では異例の歓迎ぶりとなった。

 レギュラーシーズンでは移籍後初のエンゼルスタジアム凱旋。試合開始直前、大谷がグラウンドに姿を見せると、観客は騒然。第1打席で名前がコールされると、再び歓声が沸き起こり、観客はスタンディングオベーションを送った。

 試合前、球場の外野席奥に設置された巨大ビジョンでは、大谷のエンゼルス時代のユニホーム姿に「Welcom Back SHOHEI OHTANI」の文字が表示されるなど、異例の歓迎ムードとなっていた。大谷が打席に入った時にも、歓迎のビジョンが表示されていた。

 大谷は前日のダイヤモンドバックス戦後、米メディアの囲み取材で「今まで一番多くの時間を過ごした球場なので、自分にとって特別ですし、ファンの人の前でプレーすることも特別なこと。一生懸命頑張りたい」とエンゼルス戦について意気込んでいた。

 大谷は2日(同3日)のダイヤモンドバックス戦までに44本塁打、46盗塁を記録。前人未到の「45-45」達成を目前にしている。さらに「50-50」まで十分に狙える状況だ。