前人未到の「50-50」は目前も…大谷翔平のMVPに米記者が猛反論「だまされるな。今年のMVPは絶対にリンドアであるべきだ」

AI要約

大谷翔平選手が自己最多に並ぶ3盗塁を決め、今季46盗塁達成。4打数2安打、2四球の活躍でチームも勝利。

大谷は44本塁打、46盗塁となり、メジャー記録更新。今季の成績から50本塁打、50盗塁の偉業に近づく可能性も。

一方、リーグMVP争いでは大谷に対する評価と疑問が根強く、リンドアとの比較が注目を集めている。

前人未到の「50-50」は目前も…大谷翔平のMVPに米記者が猛反論「だまされるな。今年のMVPは絶対にリンドアであるべきだ」

◇2日(日本時間3日)MLB ダイヤモンドバックス6―11ドジャース(フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平選手(30)は敵地のダイヤモンドバックス戦で自己最多に並ぶ1試合3盗塁を決め、今季46盗塁。4打数2安打、2四球だった。チームは首位攻防の4連戦を3勝1敗と勝ち越した。

 44本塁打と合わせ、これで自身が持つメジャー同数記録を「44本塁打、44盗塁」に更新。「シーズン51発、54盗塁ペース」とし、こちらも前人未到の「50本塁打、50盗塁」にまた近づいた。

 それでも、米インサイドスクープのマイケル・マリーノ記者は大谷の受賞が期待される2年連続3度目のリーグMVPに猛反論した。

 「リンドアは守備をする。大谷はしない。リンドアのWARはナ・リーグでトップだ。大谷は違う。だまされるな。今年のナ・リーグのMVPは絶対にリンドアであるはずだ。それなのに、大谷翔平のホームランに『ワオ』と見とれるMVP投票者は『恥』だ」

 米ファングラフス算出のfWARならば、遊撃でゴールドグラブ賞を2度獲得しているリンドア(メッツ)の6・8は確かにリーグトップで、大谷は6・5を上回っている。

 だが、2大WARのもう片方、米ベースボールレファレンスのrWARによれば、リーグトップは大谷の6・9。リンドアはリーグ4位の6・0となっている。(写真はAP)