「卒業生が母校を再訪するように、大谷翔平は大きな目標に向かってアナハイムに戻って来る」エンジェルス地元紙が感慨

AI要約

大谷翔平が古巣エンジェルスの本拠地に凱旋し、ファンから暖かい歓迎を受ける。

エンジェル・スタジアムでの試合は初めてであり、春季トレーニングでも古巣と対戦しており、特別な場所として位置づけられている。

チームメイトも大谷の凱旋に興奮し、ビデオトリビュートが用意されることを期待している。

「卒業生が母校を再訪するように、大谷翔平は大きな目標に向かってアナハイムに戻って来る」エンジェルス地元紙が感慨

 現地9月3日と4日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は古巣ロサンゼルス・エンジェルスの本拠地エンジェル・スタジアムに凱旋する。大谷が対戦相手としてレギュラーシーズンでエンジェル・スタジアムでプレーするのは初めて。

 エンジェルスの地元紙『Orange County Register』は、「ドジャースのオオタニが地区優勝争い、“50ー50”を狙うなかで、アナハイムに戻ってくる。“ビッグA(エンジェル・スタジアムの愛称)”での公式戦は、オオタニの現在と過去をあらためて思い起こさせるものだ」と感慨にひたった。

 続けて、「卒業生が母校を再訪するように、ショウヘイ・オオタニはより大きな目標に向かってアナハイムに戻ってくる。今年、オオタニはアリゾナ州テンピでの春季トレーニング中に古巣と対戦。その後、ロサンゼルスとアナハイムで行なわれたプレシーズンのフリーウェイシリーズでも対戦した」と、今季の大谷とエンジェルスの対戦を振り返っている。

 

 さらに同紙は、「オオタニはアナハイムでの初打席の前に、エンジェルスのファンから温かい歓迎を受け、スコアボードにビデオでトリビュートが流れた」と、大谷の凱旋を回顧した。

 大谷は11ー6でアリゾナ・ダイヤモンドバックスに勝利した現地9月2日の試合後、翌日からのエンジェルス戦に向けて、「いままで一番多くの時間を過ごした球場なので、僕にとって特別な場所。ファンの人たちの前でプレーすることは特別なので、一生懸命頑張りたい」と心境を明かしている。

 また、アトランタ・ブレーブスからドジャースに移籍し、古巣と対戦する際の感情の起伏を経験している同僚フレディ・フリーマンは、「春季トレーニングで初めてエンジェル・スタジアムで試合をした時、彼は本当に興奮していたと思う。だから明日はどうなるか見てみよう。きっとまた、ちょっとしたビデオトリビュートが作られるだろう。彼は唯一無二の存在だからね」と語った。

構成●THE DIGEST編集部