パリ五輪射撃「無課金おじさん」ディケチュが自身のフォームを商標登録 SNSで数億ビュー記録

AI要約

トルコ代表ユスフ・ディケチュがパリ五輪でクールな態度を見せ、銀メダルを獲得。その射撃動作を商標登録したことが話題に。

ディケチュは特注の装備を使わずに射撃を行い、左手をポケットに入れた姿勢がSNSで多くのビューを記録。

ディケチュは自身のポーズがオリンピックの価値観を表していると述べ、BBCのインタビューでもその姿勢を強調。

パリ五輪射撃「無課金おじさん」ディケチュが自身のフォームを商標登録 SNSで数億ビュー記録

 パリオリンピック(五輪)混合団体10メートル・エアピストルで銀メダルの「無課金おじさん」ことトルコ代表ユスフ・ディケチュ(51)が、自分の射撃動作を商標登録した。AFP通信が3日に「パリオリンピックで見せたディケチュのクールな態度が、全世界で話題になったことで商標権を申請した」と伝えた。

 コーチのビルギリ氏は「ディケチュの同意なしに、多くの人が商標登録を試みた。そのためトルコの特許庁および商標庁に、彼のポーズに対する商業的な使用を保護するため申請した。約1週間前に申請書を提出した」と明かした。

 パリ五輪で、他のほとんどの選手が特注メガネとヘッドホンの形をした耳栓をして射撃したが、ディケチュは普通のメガネに耳栓なしで、左手をポケットに入れて、クールな表情で射撃を続けた。この風貌が人気となり、多くのSNSで数億ビューを記録した。テスラCEOのイーロン・マスク氏が彼の写真に、いいねを押したほどだ。

 ディケチュは、パリ五輪後BBCとのインタビューで「オレの射撃ポーズはオリンピックを表している。フェアプレー、シンプルさ、簡単明瞭、そして自然らしさだ。だから注目されたと思う」と答えている。