楽天、白星もぎ取る 連敗を3でストップ―プロ野球

AI要約

楽天がCS進出を目指し、連敗を3で止める白星を挙げた。

打線が終盤につながり、サヨナラ勝ちを収めるも、滝中の粘投も光った。

辰己のリード宣言と、追うロッテとの4連戦に向けた意気込みが伝えられる。

楽天、白星もぎ取る 連敗を3でストップ―プロ野球

 クライマックスシリーズ(CS)進出を争う楽天が白星をもぎ取った。

 連敗は3で止まり、今江監督は「きょう勝つと負けるでは大違い」と一息ついた。

 元気のなかった打線が五回にようやくつながった。1点差を追い付き、なお1死一、三塁の場面。セーフティースクイズを試みた小深田の打球を処理しようとした相手の投手と捕手が交錯した。これが勝ち越しのバント安打となり、小深田は「準備はできていた」と満足げ。続く辰己は2点三塁打を放ってリードを広げ、「長打しか狙っていなかった」と笑った。

 先発の滝中は粘投。6回を犠飛とソロ本塁打による2失点でしのいだ。今季は不規則な登板が多く、今回は月曜日の一戦を託された右腕は「そこでしっかり仕事をしたい。六回までいけたのは良かったし、収穫もあった」と振り返った。

 5日からは2.5ゲーム差で追う3位ロッテとの4連戦に挑む。お立ち台に上がった辰己は「僕がCSに連れて行きます」とファンに宣言。チームはまだ諦めていない。