【楽天】先頭打者出塁が明暗 藤井聖7回2失点粘投も「反省しかない」援護に恵まれず9勝目逃す

AI要約

楽天藤井聖投手は、粘投しながらも援護を受けられずに2失点を喫し、チームがオリックスに0-2で敗れた。

先頭の出塁が明暗を分け、広岡や森の活躍でオリックスに先制点を許し、2点目も許してしまった。

藤井は本拠地では4試合連続未勝利となり、チームも今季15度目の完封負けを喫して3位ロッテとのゲーム差が広がった。

【楽天】先頭打者出塁が明暗 藤井聖7回2失点粘投も「反省しかない」援護に恵まれず9勝目逃す

<楽天0-2オリックス>◇30日◇楽天モバイルパーク

 楽天藤井聖投手(27)は、援護に恵まれなかった。7回7安打2失点と粘投。しかし、打線は今季4敗を喫しているオリックス曽谷を捉えきれず、無得点に封じられた。早川と並ぶチームトップタイの9勝目を逃し「チームを勝たせることができなかったので反省しかないですね」と振り返った。

 先頭の出塁が明暗を分けた。初回、1番広岡の左前打を起点に1死一、三塁から森の右犠飛で先制点を献上。5回は先頭横山聖に二塁打を許すと、1死三塁から広岡の左前適時打で2点目を奪われ「気持ちばかりいって球が抜けてしまったって感じですね」と悔しがった。6回にはセデーニョの投手強襲の打球が右膝に直撃するアクシデントもあったが、7回まで投げきった。

 1軍初登板した2年目から敵地では無傷の8連勝中の藤井だが、本拠地では6月13日巨人戦を最後に白星が遠く、4試合連続未勝利となった。チームは相手を上回る10安打を放ちながらも、今季15度目の完封負け。3位ロッテとのゲーム差は3に広がった。