女子ゴルフ原英莉花が寝起きに抱いた感覚「変に…」 首位と1打差好発進も脳裏に「吹っ切れたい」

AI要約

原英莉花が6バーディー、2ボギーの68で4位と好発進。

感覚を取り戻し、吹っ切りたいという率直な思い。

海外遠征から帰国後もポジティブな姿勢でプレー。

女子ゴルフ原英莉花が寝起きに抱いた感覚「変に…」 首位と1打差好発進も脳裏に「吹っ切れたい」

 女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが30日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC(6559ヤード、パー72)で開幕。原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が6バーディー、2ボギーの68で回り、首位と1打差4アンダーの4位と好発進した。3週ぶりの国内ツアー復帰で、当日朝に戻ったという“感覚”を明かしたうえで「吹っ切れたい」と率直な思いを語った。

 トップス、ショートパンツともにライトグリーンで揃えた原は、出だし1番から3連続バーディーを奪うなど絶好の滑り出し。491ヤードの5番パー5ではグリーン手前から、イーグルまであとわずかという好ショットでバーディーを重ねた。後半も11番パー4でバーディーを奪って一時は首位に立つも、15番パー3でこの日最初のボギーを叩くと、16番パー5でバウンスバックしながらも、最終18番パー4でボギー。それでも首位とは1打差の好位置につけた。

 先週までスコットランド女子オープン、韓国ツアーのハンファ・クラシックと2週にわたって海外遠征。29日に行われたプロアマ後は悩める胸中も明かしていたが、この日は「今日、朝起きたときに変にポジティブだったんですよ」という。それがプラスに働いたのか「ティーショットを思い切って振れているのですが、フェアウェーに置けていたのでそこが良かった」と振り返った。

 とはいえ、まだ自身がワクワクできているかときかれると「まだない!」。その中でも「自分ができる以上のことをせず、ミスしても仕方ないなと思うようにしていました。じゃないと、どんどん嫌になるから。吹っ切れたいです」といい頃のゴルフを取り戻そうと前を向いていた。