寺西飛香留、史上初めて女性の男子ツアープレーヤーに「めちゃくちゃうれしい」

AI要約

23歳の寺西飛香留がファーストQT最終日に73でプレーし、男子ツアープレーヤーになる歴史的な記録を達成した。

性別の制限なく男子と同じ条件でプレーし、平均飛距離275ヤードのドライバーショットで頑張った。

今後は主催者推薦などでレギュラーツアーや下部ツアーに出場でき、プロテスト受験や男子ツアーのマンデートーナメントにも挑戦予定。

ファーストQT最終日(30日、群馬・富岡倶楽部=7000ヤード、パー72)女子の寺西飛香留(ひかる、23)が73で回り、通算1オーバーの49位で終えた。2次QT進出こそ逃したが、出場総人数上位90%タイの82位までに入ったことでQTランキングが付与され、史上初めて女性の男子ツアープレーヤーとなった。今後は主催者推薦などにより、レギュラーツアーや下部ツアーに出場できる。

女子選手初のQT挑戦で、見事に新たな歴史を刻んだ。寺西はツアーを通じて「めちゃくちゃうれしい。単純に男子ツアーに出たいと思って挑戦した」とコメントした。

今回は「アマチュア資格を放棄した者」の資格による出場で、性別の制限はかけられていない。当然、男子と同じフルバックティーでプレー。「飛ぶときは300ヤードくらい」と語る平均飛距離275ヤードのドライバーショットで食らいついた。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストも受験しており、来週は2次予選に出場予定。来月19日開幕の男子ツアー「パナソニックオープン」のマンデートーナメント(主催者推薦選考会)にも挑む寺西は「通過できるように頑張ってやりたい」と目を輝かせた。