アダム・スコットが単独首位で週末へ 松山英樹はスタート前に棄権

AI要約

オーストラリアのアダム・スコットが9バーディを記録し、通算13アンダーで単独首位に浮上。フェデックスカップのポイントランキングで進出圏外にいるため、次週のプレーオフシリーズ最終戦で優勝がかかっている。

初日首位のキーガン・ブラッドリは2位に後退し、スウェーデン勢がチャンスを広げる中、前年優勝のビクトル・ホブランやポイントランキング1位のスコッティ・シェフラーも順位を落としている。

一方、松山英樹は腰痛のため途中棄権し、すでに最終戦進出を決めている彼は次週の復帰を目指すことになる。

アダム・スコットが単独首位で週末へ 松山英樹はスタート前に棄権

◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 2日目(23日)◇キャッスルパインズGC(コロラド州)◇8130yd(パー72)

3位から出たアダム・スコット(オーストラリア)が9バーディ、ボギーなしの「63」をマークし通算13アンダーの単独首位に浮上した。

スコットは現在、年間ポイントレース(フェデックスカップ)で41位。今大会終了後のポイントランキング上位30人による次週のプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)進出圏外にいる。2020年の「ジェネシス招待」以来となる15勝目、プレーオフシリーズは2013年「ザ・バークレイズ」以来の優勝がかかる。

初日単独首位のキーガン・ブラッドリーは「68」で10アンダーの2位に後退した。ルドビグ・オーベリが9アンダー3位、アレックス・ノレンが8アンダー4位とスウェーデン勢が上位で逆転のチャンスをうかがう。

前年優勝のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は2アンダーの23位、ポイントランキング1位のスコッティ・シェフラーは1アンダーの29位で大会を折り返した。

初日5アンダー2位の松山英樹は腰痛によりスタート前に棄権した。次週の最終戦進出をすでに決めており、アトランタでの復帰を目指す。