松山英樹 PO第2戦「BMW選手権」第2R開始前に棄権「腰痛のため」米ツアー発表 初日は1差2位発進
前週のプレーオフ初戦を制した松山英樹がBMW選手権の第2日に腰痛のため棄権。
松山は前日の初日に好調なプレーを見せ、2週連続優勝が狙える位置につけていた。
プレーオフシリーズでは年間王者を決める戦いで、最終的に2500万ドルのビッグボーナスが授与される。
◇米男子ゴルフツアー BMW選手権第2日(2024年8月23日 米コロラド州 キャッスルパインズGC=8130ヤード、パー72)
前週のプレーオフ初戦を制した松山英樹(32=LEXUS)が23日、腰痛のためプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」の第2ラウンド開始前に棄権したと米男子ゴルフツアーが発表した。
松山は、前日の初日には2番パー4で残り116ヤードを1メートルにピタリとつけてバーディー先行。4番では22メートル超えのロングパットを沈めるなど2番から3連続バーディーで勢いに乗った。前半はスコアを3つ伸ばしてターン。10番では唯一のボギーを叩くも、続く11番では6メートルのバーディーパットを沈めてバウンスバック。後半もバーディーを重ね、6バーディー、1ボギーの67をマークし首位と1打差の2位と好発進を決め、2週連続優勝が狙える好位置につけていた。
▽プレーオフシリーズ 07年から始まった年間王者を決める戦い。レギュラーシーズンのフェデックスカップ・ポイントのランキングで上位70人が出場。3試合で構成され、第2戦のBMW選手権(優勝賞金400万ドル)は同50人、最終戦のツアー選手権は30人と人数が絞られていく。最終戦は1位10アンダー、2位8アンダーなどポイントランクに応じたハンディキャップ制。優勝者が年間王者となり、2500万ドル(約37億円)のビッグボーナス、5年のシードなどが付与される。初代王者はタイガー・ウッズ(米国)で、最多はロリー・マキロイ(英国)の3回。