【甲子園】これぞグッドルーザー 関東第一アルプスが京都国際の校歌に手拍子 惜敗にも爽やかに勝者たたえる

AI要約

京都国際が関東第一を延長10回タイブレークの末に破り、春夏通じて初の優勝を果たした。

京都国際は平安以来の快挙であり、都道府県別最長ブランク優勝を達成した。

試合後、関東第一が敗戦の直後にも勝者を手拍子でたたえ、グッドルーザーとしての姿勢を示した。

【甲子園】これぞグッドルーザー 関東第一アルプスが京都国際の校歌に手拍子 惜敗にも爽やかに勝者たたえる

◆第106回全国高校野球選手権大会第14日 ▽決勝 京都国際2―1関東第一=延長10回タイブレーク=(23日・甲子園)

 京都国際が関東第一(東東京)に勝利し、春夏通じて初の優勝を果たした。京都勢としては1956年の平安(現龍谷大平安)以来68年ぶりの快挙。東京の60年ぶり(16年・慶応普通部~76年・桜美林)を抜いて、都道府県別の最長ブランク優勝を飾った。

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 試合後、京都国際の校歌が甲子園に流れると、一塁側の関東第一アルプスは惜敗の直後にもかかわらず、手拍子で勝者をたたえた。全国制覇にはあと一歩、届かなかったが、「グッドルーザー」として勝者をたたえる姿勢に、甲子園に爽やかな風が吹いた。