【決勝戦展望】関東第一(東東京)編 京都国際戦の要注目選手は…?【夏の甲子園】

AI要約

関東第一と京都国際が初優勝をかけて頂上決戦。坂井遼のリリーフ登板が光っており、高橋徹平のスラッガーパワーにも期待。坂本慎太郎の二刀流ぶりも注目のポイント。

坂井遼は無失点の投球を連続しており、決勝でも安定したピッチングを見せるか。高橋徹平は不調気味だが、61本目のホームランも放ち、攻守で貢献。坂本慎太郎は打撃だけでなく、投手としても起用され、器用なプレーで存在感を示す。

坂本慎太郎の”二刀流”ぶりが注目される中、関東第一と京都国際の初優勝への意気込みが高まる中、どちらが勝利を手にするのか。

【決勝戦展望】関東第一(東東京)編 京都国際戦の要注目選手は…?【夏の甲子園】

 第106回全国高等学校野球選手権大会は23日、阪神甲子園球場で第14日を迎え、関東第一(東東京)と京都国際(京都)が対戦。両校が初優勝をかけて頂上決戦に挑む。試合に先立ち、関東一のレギュラーメンバー、注目選手から、見どころを探る。

 今春のセンバツではエースナンバーを畠中鉄心に譲っていたが、今大会は背番号「1」を背負っている坂井遼。

 今大会は全試合にリリーフ登板しており、無失点の投球を続けている。決勝でもスコアボードに「0」を並べ、有終の美を飾れるか。

 全国屈指のスラッガーとして注目される高橋徹平。今大会は打率.200(15打数3安打)と不調気味だが、準々決勝では高校通算61本目となるホームランを放ち、チームを勝利に導いた。

 また、三塁手として守備面でも貢献度も高い。3回戦では、7回のピンチの場面で難しい打球を好捕。決勝戦でも投打に渡る活躍に期待したい。

 今大会は外野手のみでなく、先発マウンドにも上がった坂本慎太郎。U-12、U-15の日本代表を経験している有望株だ。

 今大会は打率.231(13打数3安打)という成績だが、3回戦では「3番・投手」として起用。また、左翼を守った準決勝では、前に落ちそうな打球をダイビングキャッチで好捕した。

 2年生ながらも”二刀流”という器用さを見せる坂本は、今後も注目の存在だ。