“大谷アンチ”の敵軍メディアが断言 3冠王に肉薄…オズナが「オオタニを負かす」

AI要約

大谷翔平投手とオズナ選手のスタッツを比較し、メディアの議論を紹介。

大谷が36号ソロホームランを放ち、首位打者に1厘差、3冠王に迫る状況。

メディアがWARやベースランニングの価値で大谷とオズナを比較し、議論を煽る。

“大谷アンチ”の敵軍メディアが断言 3冠王に肉薄…オズナが「オオタニを負かす」

 ドジャース・大谷翔平投手の活躍に、“敵軍”メディアが待ったをかけている。ブレーブス地元メディア「SportsTalkATL.com」は17日(日本時間18日)「今年の最後に調べれば、マルセル・オズナは盗塁を除くすべてのスタッツでオオタニを負かしているだろう」とし、オズナが大谷を上回る選手だと猛プッシュしている。

 大谷は17日(同18日)、敵地・カージナルス戦で38号ソロを放った。オズナに3差をつけていたものの、直後にオズナが負けじとエンゼルス戦で36号3ランを叩き込み、再び2本差とした。さらに3安打の固め打ちで打率.307とし、首位打者に1厘差、93打点は大谷に6差をつけて、3冠王に迫っている。

「SportsTalkATL.com」は自社X(旧ツイッター)にて「今年の最後に調べれば、マルセル・オズナは盗塁を除くすべてのスタッツでオオタニを負かしているだろう」と言及。「2人とも守備にはつかない。そして調べてみたら、そこには走塁に関して下位半分にいるオオタニの方がWARで2つ(オズナ)を上回る、と書いてあるだろう。そしてほとんどの人は(これに関して)質問を投げかけない」と続けた。

 米データサイト「ベースボール・リファレンス」による勝利貢献度WARは、試合前の時点で大谷がリーグ2位の5.9、オズナが13位の3.8。打撃成績は似通った両者だが、大谷の38盗塁に対し、オズナは0と大差となっている。しかし意外なことに、スタットキャストによるベースランニングの価値で、大谷は下位半分にとどまっており、同メディアはそこに“疑問”を投げかけた。

「SportsTalkATL.com」は5月に「オオタニはナ・リーグで最高のDHでさえないのに、誰もが彼をMVP候補として話題にするのは本当に笑える。全米紙や全米ネット局は彼を過剰に褒め続けていいが、シーズンが終わる頃には(マルセル・)オズナの方が良い数字を残す」とコメントして炎上したことも。“大谷アンチ”の投稿に対しては、米ファンからも「オズナが3冠王を獲る可能性があっても、それでもオオタニが勝つ」「WARが役に立たないでっち上げのスタッツであることのさらなる証拠」との声があがっている。