大谷翔平、第1打席は左飛 史上最速「40―40」へ 2番・ベッツ休養も2戦ぶり38号出るか

AI要約

大谷翔平投手がブルワーズ戦で「1番・DH」で先発し、初回左飛に倒れる。試合前の期待が高まる中、3打席でノーヒットも連続出塁や盗塁で存在感を示す。

打率や成績が低調な中でも、大谷はシーズン4本塁打、46盗塁ペースを維持し、記録更新の可能性もある。シーズン最速の「40―40」到達も見えている。

メジャーデビューした投手との対決で、大谷は自身の記録更新を狙いながら、チームの勝利に貢献する活躍を見せている。

大谷翔平、第1打席は左飛 史上最速「40―40」へ 2番・ベッツ休養も2戦ぶり38号出るか

◆米大リーグ ブルワーズ―ドジャース(15日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回先頭の第1打席は左飛に倒れた。2ボール2ストライクからの5球目、89・1マイル(約143・4キロ)カットボールを打ち上げた。

 この日は左手骨折から12日(同13日)に復帰し、大谷の後の2番を打っていたベッツが休養。MVPトリオが“解体”となる中で大谷にかかる期待は大きい。ブ軍先発は今季メジャーデビューしたT・マイヤーズ投手(26)。初顔合わせだが、2試合ぶりの38号が出るかどうかも注目だ。

 前日14日(同15日)の同戦では今季3度目の3戦連発とはならず、4打数無安打で4試合ぶりノーヒットだったが、2回に四球を選び、6試合連続出塁。続くベッツの打席で二盗を決めると、3番・フリーマンの打席で三盗。リーグ単独2位となる35盗塁目を成功させた。リーグトップの37本塁打と合わせ、史上16人目の「35―35」を達成。MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、出場118試合目の到達は98年ロドリゲス(マリナーズ)に並ぶ2番目の早さだった。

 8月はこの日まで12試合で打率1割7分6厘、9安打ながら、5本塁打、7盗塁。本調子とはいえない中でもシーズン49発、46盗塁ペース(14日終了時点)となっており、メジャー6人目の「40―40」どころか史上初となる「45―45」も視界に捉え、史上最速となる8月中の「40―40」達成も見えている。