【甲子園】早実サヨナラ16強! 4強進出15年以来9年ぶり3回戦進出 2年生エース中村が完封

AI要約

早実(西東京)が9年ぶりに16強入りし、甲子園春夏通算68勝を記録。

エースの中村心大(2年)が好投し、7回や9回のピンチを無失点でしのぎ、勝利に貢献。

延長10回に中村が勝ち越しタイムリーヒットを放ち、勝利をもぎ取った。

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第9日・2回戦 早実-鶴岡東(2024年8月15日 甲子園)

 早実(西東京)が鶴岡東(山形)を下し、4強入りした15年以来9年ぶりに16強へ進出した。甲子園春夏通算68勝とし、報徳学園(兵庫)に並び歴代11位タイとなった。

 先発登板したエースの左腕・中村心大(2年)が5回までノーヒットに抑える好投。7回には1死一、二塁のピンチを招いたが後続を断って無失点にしのいだ。9回にも2死一、二塁を無失点で乗り切った。

 打線は0-0の7回に先頭打者の3番・高崎亘弘(3年)が左翼線二塁打。四球と犠打で1死二、三塁のチャンスをつくり、代打の松尾佑真(3年)がスクイズを試みるも失敗。続く中村も空振り三振で無得点に終わった。

 延長10回、相手がダブルスチールを仕掛けてきたが堅守で阻止。中村は足がつって手当てを受けたが、直後の攻撃で、1死満塁からその中村が勝負を決めた。