「ここはパリ…ですよね?」 日本製品を五輪で続々発見…コンビニ飲料、ロボット、人形に「クール」「まさか」

AI要約

パリ五輪は17日間の熱戦を終え、パリでの日本製品の発見が話題になった。

カナダのレポーターが日本製品に喜びを示し、日本の技術力が陸上会場でも光った。

新体操で東京五輪の人形が登場し、パリ五輪でも日本の影響が感じられた。

「ここはパリ…ですよね?」 日本製品を五輪で続々発見…コンビニ飲料、ロボット、人形に「クール」「まさか」

 パリ五輪は11日の閉会式で17日間の熱戦に幕を閉じた。大会期間中には見る者の胸を打つ感動のシーンや、あっと驚くようなアクシデントなど、さまざまな場面があった。そんな出来事を改めて振り返る。今回はパリで発見されたメイド・イン・ジャパン。欧州開催だったが、会場の内外で日本製品が発見され、話題になった。

 ユーモラスなところでいえば、カナダ公共放送CBCの名物レポーター、デビン・ハーロウ氏のX投稿。大会終盤、「ソルティライチドリンクで活性化! 暑い東京五輪の間、私の燃料となった(ポカリスエットも)沖縄海塩入りのソルティライチ。パリでも見つけた」とつづり、キリンの「ソルティライチ」を発見したことに喜びを示した。ハーロウ氏といえば、2021年東京五輪で日本のコンビニに魅了された人物として話題に。パリで発見した日本製品で取材の活力を補った。

 この投稿に在カナダ日本大使館の公式X(旧ツイッター)も「至る所で暑い夏の日には良いチョイスです」と反応。ハーロウ氏の投稿には海外ファンからも「パリのどこにあったの?」「こういうコンテンツを待っていた」「暑い日が続くからありがたいよね」「凄くクールだ」「私もこれ大好き」など、激励の言葉が寄せられた。

 日本の高い技術力は陸上会場でも発見された。投てき種目でやりなどを運搬する陸上の投てき種目で活躍したトヨタ社製の自力走行ロボット。大会期間中に開催された2022年冬季北京五輪のメダル授与式に参加し、トヨタのグローバルアスリートとして活躍するフィギュアスケートのネイサン・チェン(米国)が紹介し、「トヨタがいかにアスリートや五輪を支えてきたかといった歴史、何年にもわたるスポーツのイノベーションを知れてすごく良かったよ」とインスタグラムに投稿した。

 意外な“日本製”が見つかったのは新体操。個人総合で銀メダルを獲得したブルガリアのポリャナ・カレインが最終演技を終え、得点を待つ際、隣の女性コーチは東京五輪のマスコット「ミライトワ」の人形を握りしめた。東京五輪のメダリストに渡されたもの。激レアグッズの登場に、ネット上は「ここはパリ…ですよね?」「まさかパリで登場するとは思わんかった」「#Tokyo2020 で世界に飛び立っていった子たちが、色々な国で選手を応援しているの嬉しいですね」と沸いた。

 欧州開催となったパリ五輪だったが、そこかしこに日本にまつわる発見があふれ、ファンを喜ばせていた。