パリ五輪閉幕へ 日本は海外大会最多の金メダル20個 4年後はロス

AI要約

パリ五輪閉会式が行われ、日本選手団は過去最多のメダル獲得を果たす

大会は広く開かれた雰囲気の中で行われたが、選手への誹謗中傷問題も浮上

次回はパリ・パラリンピックから始まり、冬季大会、そしてロサンゼルス五輪へと続く

パリ五輪閉幕へ 日本は海外大会最多の金メダル20個 4年後はロス

 第33回オリンピック競技大会パリ大会(パリ五輪)は11日午後9時(日本時間12日午前4時)、メイン会場のフランス競技場で閉会式を迎える。

 17日間の日程で行われた大会では32競技329種目が実施され、約1万1千人の選手が参加。チケット販売数は五輪史上最多の約950万枚に達した。

 409選手が登録した日本選手団は金20、銀12、銅13と計45個のメダルを獲得。金メダル数は海外五輪では過去最多だった2004年アテネ大会の16個を上回り、メダル総数でも16年リオデジャネイロ大会の41個を超えた。

 「広く開かれた大会」のスローガンの下、多くの市民が参加し、祝祭感にあふれた一方で、SNSでの選手への誹謗(ひぼう)中傷の問題などが改めて顕在化した大会にもなった。

 パリ・パラリンピックは8月28日に開幕する。2年後にミラノ・コルティナダンペッツォ(イタリア)で冬季大会があり、次回の夏季五輪は28年に米ロサンゼルスで開催される。(野村周平)