【近代五種】五輪初銀メダル獲得の佐藤大宗「めっちゃ好き」新たに導入される“SASUKE”へ意欲

AI要約

佐藤大宗選手がパリオリンピックで銀メダルを獲得し、感慨深い気持ちを語った。

連絡が絶えない状況にあり、銀メダルの重みを実感している。

次回のロサンゼルス五輪ではSASUKEを模した障害物レースが採用され、佐藤選手もその準備を進めている。

佐藤選手はSASUKEが好きだと語り、障害レースに特化した施設が自衛隊体育学校に作られる予定であることを紹介した。

選手村で知り合ったスポーツクライマーからアドバイスを受け、新たな挑戦に前向きな気持ちで取り組む姿勢を示している。

SASUKEが取り入れられるなど、様々な競技が融合される中、佐藤選手は新たな挑戦に向けて準備を進めている。

 近代5種男子でパリオリンピック(五輪)銀メダルの佐藤大宗(30=自衛隊)が12日、日本へ向かうシャルルドゴール国際空港で取材に応じた。メダル獲得は、112年の歴史の中で日本勢初の快挙。「やっと自分が(銀メダルを)取ったんだなという気持ちにちょっとずつなれてきています」と喜びをかみしめた。

 10日(日本時間11日)に競技を終えてから「連絡が鳴りやまない」状況が続いている。「返しても返しても返しきれない。200~300件来て、やっと100件返したんですけど…」とうれしい悲鳴。メダルの重みを感じた。

 馬術、フェンシング、水泳、レーザーラン(射撃とラン)で争い「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれる伝統競技。次回28年ロサンゼルス五輪では、馬術に代わりTBSテレビの人気番組「SASUKE」のセットを模した障害物レースが採用されることが決まっている。

 以前から「SASUKE」を見ていたという佐藤。「山田勝己さんの『俺にはSASUKEしかないんですよ』っていう名言があるじゃないですか。めっちゃ好きです」とにっこり。

 拠点を置く自衛隊体育学校に、今秋新たに障害レースに特化した施設が作られる予定で、ロスへの準備もばっちり。

 一から取り組むことになるが、選手村で同部屋だったスポーツクライミングの楢崎智亜と安楽宙斗からコツを聞き「最強の助っ人になるんじゃないかな。違う競技だけどいいチームになるんじゃないか。前向きな気持ちでやってみたい」と話した。