最速王ライルズら選手のコロナ感染者は４０人以上か…パリ五輪
AI要約
ノア・ライルズ選手が新型コロナウイルス感染を告白し、２００メートル決勝で３位に終わる
パリ五輪期間中に選手４０人以上が新型コロナウイルス感染者として確認される
特別な規定はないパリ五輪、陽性者はマスク着用が求められる
◆パリ五輪 第１４日（８日）
陸上男子２００メートル決勝で、１００メートルとの２冠を狙ったノア・ライルズ（米国）は１９秒７０で３位に終わった。レース後、車いすで運ばれたが取材にはマスクを着用して応じ、６日に新型コロナウイルスの検査で陽性になったと告白。「間違いなく影響はあったが、コロナに感染しながら銅メダルを獲得できたことは、これ以上ない誇り」と話した。
ＷＨＯは６日の会見で、パリ五輪期間中に選手４０人以上の新型コロナウイルス感染者が確認されたと公表した。競泳男子１００メートルで銀メダルを獲得したアダム・ピーティ（英国）や、オーストラリアは競泳女子１５００メートルを棄権したラリ・パリスターら競泳陣、水球にも陽性者が出ている。
無観客で行われた２１年東京五輪や“バブル方式”で行われた２２年北京五輪とは異なり、今大会では特別な規定は設けられていない。ロイター通信によると国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の広報部長は「陽性反応が出た選手はマスクを着用しなければならない規定があり、従うように注意喚起している」と説明。選手村は手指消毒のアルコールは設置されているという。
