【陸上】「ものすごい経験値」村竹ラシッド「東京世界陸上では必ずメダル」110m障害5位/一問一答
村竹ラシッドが日本勢同種目初の陸上男子110メートル障害決勝に臨み、5位に入る。
彼は日本記録(13秒04)保持者であり、歴史を動かす存在である。
彼は舞台で走り、次の目標に向けてさらなる成長を誓う。
<パリオリンピック(五輪):陸上>◇8日(日本時間9日)◇男子110メートル障害決勝◇フランス競技場
村竹ラシッド(22=JAL)が日本勢同種目初の決勝に臨み、5位に入った。13秒21(向かい風0・1メートル)。日本男子の個人トラック史上初の表彰台はならなかった。それでも日本記録(13秒04)保持者の22歳が、陸上界の歴史を動かした。
主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-日本人初の決勝はどんな舞台だった
「ものすごく楽しかったです」
-1台目から足をかけたが、立て直せたか
「当ててはしまっていたんですけど、2台目、3台目以降でなんとか持ち直したので、そんなに大きい影響はなかったかなとは思います」
-最後は競り合いだった
「なんて言うんですかね、魂のトルソーでしたね」
-終わった後の表情はどういう表情だったか
「一番は、本当にずっと待ち望んでいた舞台だったので、この舞台で走れたことが本当に楽しかったです…ごめんなさい、ちょっとうまく言葉にまとめられないですけど。この舞台の楽しさもあれば、メダルを取れなかったっていう悔しさもありましたし、いろいろ入り交じっての表情だったかなと思います。本当に上位の相手は早くて強かったです」
-次の目標が具体的に見えてきた
「こういう舞台を1回経験しただけでものすごい経験値を得られたと思いますし、来年東京で世界陸上があるので、その時は必ずメダルを取りたいと思います」
-日本の皆さんへ
「朝早い時間帯で見てくださった皆さま、ここまでと応援してくださった皆さま、ありがとうございました。またよろしくお願いします」