【レスリング】金メダル日下尚「最高に楽しい6分間でした」名前の由来、高橋尚子さんの名言再現

AI要約

男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚が初出場で金メダルを獲得

日下は日本勢のグレコ史上最重量での五輪制覇を達成

日下は高橋尚子さんの金メダルにちなんだコメントを残し、感謝の気持ちを表明

【レスリング】金メダル日下尚「最高に楽しい6分間でした」名前の由来、高橋尚子さんの名言再現

<パリオリンピック(五輪):レスリング>◇7日(日本時間8日)◇男子グレコローマンスタイル77キロ級決勝◇シャンドマルス・アリーナ

 【パリ=阿部健吾】男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚(23=三恵海運)が初出場で金メダルを獲得した。決勝でジェメブ・ジャドラエフ(カザフスタン)に5-2で勝利し、日本グレコ史上最重量での五輪制覇を飾った。日本勢のグレコとしては、同じ日体大OBの60キロ級・文田健一郎に続く2個目金メダルで、複数獲得は1964年東京五輪以来64年ぶりとなった。

 明るい性格で知られる日下は「最高に楽しい6分間でした!」と喜んだ。どこかで聞いたことのあるセリフ。これは00年シドニー五輪女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子さんが口にした「最高に楽しい42・195キロでした!」をまねたもの。

 もともと「尚」の名前は高橋さんの金メダルに感動した両親が、尚子の名前から取ったものだった。

 日下は「オリンピックに憧れてレスリングを続けてきました。あこがれの場所で優勝できて実感がわかない。金、やったぜ!」を歓喜の声を上げた。