【レスリング】文田健一郎「40年間勝てなかったことが悔しい」40年ぶり日本グレコ金/一問一答

AI要約

文田健一郎が40年ぶりの日本人としてレスリング男子グレコローマンスタイルで金メダルを獲得しました。東京五輪の銀メダリストに対する雪辱を果たし、史上2人目の頂点に立ちました。

文田健一郎は過去3年間の苦しい経験を経て、今回の金メダル獲得に至ったことを振り返りました。様々な困難を乗り越え、喜びを感じていると語りました。

40年ぶりのグレコローマンスタイルでの金メダル獲得により、文田健一郎は日本のレスリング界に新たな光を当てたいと望んでいます。

<パリオリンピック(五輪):レスリング>◇6日(日本時間7日)◇男子グレコローマンスタイル60キロ級◇シャンドマルス・アリーナ

 文田健一郎(28=ミキハウス)が日本勢として40年ぶりのグレコローマンスタイルで金メダリストとなった。決勝で曹利国(中国)を3-1で撃破した。銀メダルだった東京五輪の雪辱を果たし、1984年ロサンゼルス大会の宮原厚次以来となる頂点を極めた。

 一問一答は以下の通り

 -金メダルです。今の思いは

 「一番は3年前の決勝のことを今すごく思い出します」

 -あの涙から3年

 「本当に紆余曲折あって、経験したことのないような苦しい期間があって、でもそれと同じくらい楽しいこともあって、ただトータルとしてプラスが上回っていたので、今回優勝できたと思います」

 -スタンドには家族も含めてたくさんの応援団

 「背負って、全部背負って戦っていこうと決めていた。日本で声援を送ってくれている人の思いを胸の国旗にしまえて戦えたので、それがすごく力になった」

 -40年ぶりのグレコ金

 「40年、ぼくは40年ぶりにすごいことしたというか、ぼくの率直な気持ちは40年間勝てなかったことが悔しいなという気持ちが大きい。40年ぶりに動き出した日本のグレコローマンをこのまま2歩、3歩と闊歩していけるようなそんなメダルになったらいい」