夏の甲子園・朝夕2部制、ナイターをプレーした選手は「やりやすかった、いい経験」高野連は「3日間を見て判断」

AI要約

日本高野連は全国高校野球選手権大会1回戦(甲子園)の第1日が終わり、混乱がなかったものの熱中症疑いの観客23人が救護室に運ばれた。ナイターでプレーした岐阜城北の選手は夜の甲子園でのプレーを貴重な経験として振り返った。

7日間の大会にはさまざまな出来事が起こり、観客の安全やプレーヤーの体調管理が重要であることが再確認された。今後3日間も引き続き安全管理と選手のパフォーマンスが注目される。

選手たちのコメントからは、新たな環境でのプレーがプラスの体験となったことが伺え、個々の成長やチームの結束力に影響を与える可能性がある。

夏の甲子園・朝夕2部制、ナイターをプレーした選手は「やりやすかった、いい経験」高野連は「3日間を見て判断」

◇7日 全国高校野球選手権大会1回戦(甲子園)

 日本高野連は7日、朝夕2部制の第1日が終わったことについて会見し、井本亘事務局長は「きょうだけで何ともいいようがない。あさってまでの3日間を見て、どうしていったらいいのか考えていきたい」とした。観客の入れ替えについての混乱はなかったとし、球場全体で救護室に運ばれた観客などは午前14人、午後9人の23人で、このうち熱中症の疑いが13人。去年よりは少ないが、暑さなどの条件も違うとした。ナイターでプレーした岐阜城北の中本陽大投手(3年)は「やりやすかった。夜に甲子園でできるのはめったにない、いい経験」と話した。