【甲子園】大阪桐蔭の初戦の相手は興南 西谷監督「印象は…まったく分からない。しっかり準備するだけ」

AI要約

第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、強豪の大阪桐蔭は興南と対戦する。田崎投手に対し準備を固める意向を示す西谷監督。

大阪桐蔭は昨年出場できなかったが、今年は覇権奪回を目指す。指揮官は勝利を狙い、状態のいい選手を起用する考え。

興南も名門であり、勝機を見出す我喜屋監督。石川主将は桐蔭との対戦に全力で挑む覚悟を示す。

【甲子園】大阪桐蔭の初戦の相手は興南 西谷監督「印象は…まったく分からない。しっかり準備するだけ」

 第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が4日に大阪市内で行われ、6年ぶり夏制覇を目指す強豪の大阪桐蔭は第2日第1試合で興南(沖縄)と対戦する。西谷監督は「いいピッチャーがいるとは聞いていますけど、印象は…まったく分からない」としながらも最速149キロのエース左腕・田崎(3年)については「左打者が多いんで左投手があんまり打ててないような気がする。しっかり準備したい」と気を引き締めた。

〝西の横綱〟として毎年のように優勝候補に挙げられるが、藤原(ロッテ)、根尾(中日)を擁した2018年を最後に優勝から遠ざかり、昨年は出場できなかった。覇権奪回に燃える指揮官は「いつも(優勝を)狙っている。それが勝てていない。何とか頑張りたい。状態のいい選手から使っていきたい」と静かに闘志を燃やした。

 対する興南も2010年に春夏連覇を果たした名門。我喜屋監督は「相手は力強いチームだけど、隙はある。甲子園で暴れ回ってほしい」と楽しみにし、主将の石川(3年)は「初戦から決勝の気持ちで戦いたい。桐蔭さんは投手も打者もすごいけど、印象に飲まれず、自分たちの野球をしたい。守備からリズムを作りたい」と全力でぶつかる覚悟だ。