【福岡ボート・PGⅠレディースC】土屋実沙希のエンジンは〝おまけ付き〟
土屋実沙希が前検日に力強いコメントを残す。前節の低調な結果や負傷から立ち直り、新しい機体に満足感を示す。
土屋は以前乗ったエンジンよりも今回の機体の方が良いと感じる。調整を加えた相棒と共に大舞台での活躍に期待が高まる。
初日の狙い目として、清埜翔子と海野ゆかりに注目し、展開に応じた戦略を提示する。
【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】
<6日・福岡ボート・前検日>
「前節より断然いいですよ」と前検で力強く話してくれたのは土屋実沙希。その前節からつでは低調機に苦しみ、さらに負傷で途中帰郷と踏んだり蹴ったり。それもあってか、手にした60号機にも「下がることはなかったし、出足は良さそう」と手放しで賞賛の言葉を送る。
さらにうれしいのが「このエンジン6月にも乗ったんですよ」とタッグを組んだばかりだったこと。「そのときよりも良さそうでしたね」とパワーアップの〝おまけ〟も付いてきた。「ペラはちょっと叩いたけど、もう少し叩きます」。調整を手の内に入れた相棒も味方に、前節の憂さを大舞台で晴らす。
(初日の狙い目)
▼3R 好素性機の清埜翔子がイン淺田千亜希に対して機力で優位。ジカまくりの展開なら土屋が出足の良さを生かしてまくり差す。5―234―1234。
▼8R 前節Fを切ったばかりの海野ゆかりはS慎重。平田さやかが強引にまくりに出れば展開が向くのは右隣の津田裕絵。4―13―1356。