GK鈴木彩艶がパルマ本拠地デビューで快勝に貢献!主将DF「素晴らしい能力がある」…指揮官は戦術変更を説明

AI要約

パルマの指揮官ファビオ・ペッキアが、アタランタとのテストマッチについて語った。

新加入のGK鈴木彩艶が好プレーを見せ、攻撃陣も躍動し4-1で勝利。

ペッキア監督はプレースタイルの変化やアタランタの影響についてコメント。

GK鈴木彩艶がパルマ本拠地デビューで快勝に貢献!主将DF「素晴らしい能力がある」…指揮官は戦術変更を説明

パルマの指揮官ファビオ・ペッキアが、4日のアタランタとのテストマッチ(4-1で勝利)終了後、記者会見の場で語った。

3年ぶりのセリエA挑戦へ向けて、今夏の移籍市場では日本代表GK鈴木彩艶らを獲得し、プレシーズンマッチでチームの強化を図る昇格組のパルマ。4日に行われたアタランタとの親善試合では、鈴木が本拠地デビューを飾って好パフォーマンスを見せたほか、攻撃陣も躍動して4-1とヨーロッパリーグ覇者に勝利を収めている。

試合終了後、記者会見に出席した指揮官ペッキアは、地元記者からプレースタイルの変化について指摘を受けた。記者は90分間プレーしたGK鈴木彩艶のプレーを例に挙げ、「今日はGKから相手の守備陣を追い越すロングフィードが多かった。昨シーズンはこのような形ではなかったはずだ」と尋ねると、パルマ指揮官がその理由を説明した。

「まず(ジャン・ピエロ)ガスペリーニのチームのプレースタイルも影響している。1対1で効果的に守るチームなので、打開策を見つけなければならなかった。昨シーズンは(セリエBにおいて)我々の陣内でハイプレスを仕掛けてくるチームが少なかったので、結果的にこうした戦略を取ることが少なかったとも言える。セリエAでは、今日のような戦略が予想されるかって? もちろん、その通りだ」

パルマの主将DFエンリコ・デルプラートもまた、記者会見で新加入の鈴木に言及。「すでに相互理解はできている。だが加入して間もなく、これからイタリア語を学んでいかなければならないので当然だが、もう少しコミュニケーションをスムーズにしていきたい」とコメントした。さらに「彼はGKとして素晴らしい能力がある」と賛辞も送っている。