韓国の安洗塋が金メダル パリ五輪バドミントン女子

AI要約

韓国の安洗塋がバドミントン女子シングルス決勝で中国の何冰嬌を破り、金メダルを獲得した。

安は世界ランキングトップを維持し、女子バドミントン界の絶対女王として君臨している。

安は7年間の苦悩を乗り越え、感極まりながら勝利を喜んだ。

韓国の安洗塋が金メダル パリ五輪バドミントン女子

【AFP=時事】パリ五輪は5日、バドミントン女子シングルス決勝が行われ、韓国の安洗塋(An Se-young、アン・セヨン)が21-13、21-16で中国の何冰嬌(He Bingjiao、ヘ・ビンジャオ)を下し、金メダルを獲得した。

 世界選手権(TotalEnergies BWF World Championships 2023)の現女王で、この1年間は世界ランキングのトップの座を維持している安は、昨年のワールドツアーで計8勝を記録し、女子バドミントン界の絶対女王に君臨している。

 韓国勢では1996年以来の同種目制覇を果たした安は試合後、「この瞬間のために、この7年間ずっと自分の気持ちを抑えてきた」「すべての苦悩もフラストレーションも、全部ここで吐き出した」と語った。

 一方、準決勝でカロリナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)の負傷による途中棄権で勝ち上がった何は、混合ダブルスと女子ダブルスに続き、中国勢にとっては今大会3個目のメダルを目指していた。

 第1ゲームは激しい打ち合いの接戦となる中、安が徐々に何を引き離すと、最後は相手のスマッシュがネットに引っかかり、このゲームを先取した。第2ゲームも安がすぐに主導権を握り、タイトル獲得に向けて確実に前進。何も驚異的なスマッシュで反撃を試みたが、安は歩みを止めずに3本目のマッチポイントで勝利をものにした。

 3位決定戦はマリンが棄権したため、インドネシアのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(Gregoria Mariska Tunjung)が不戦勝で銅メダルを獲得した。【翻訳編集】 AFPBB News