【バドミントン】リオ五輪金のマリンが負傷離脱「ずっとチャンピオン」スペインのサンチェス首相

AI要約

スペイン代表カロリナ・マリン(世界ランク4位)が女子バドミントン・シングルス準決勝で負傷により棄権した。

マリンは第1セットを21-14で取り、第2セットも10-6でリードしていたが、プレー中に倒れて涙を流してコートを後にした。

母国スペインも衝撃を受け、スペイン首相やテニス選手からメッセージが寄せられた。マリンは以前にひざのけがを負っていた可能性もある。

【バドミントン】リオ五輪金のマリンが負傷離脱「ずっとチャンピオン」スペインのサンチェス首相

 スペイン代表カロリナ・マリン(世界ランク4位)が女子バドミントン・シングルス準決勝で、負傷により棄権した。第1セットを21-14で取り、第2セットも10-6でリードしていたが、プレー中にコートに倒れた。結局、涙を流して足を引きずりながらコートを後にした。フェルナンド・リバスコーチは「何が起きたか、説明する言葉が見つからない」と悔しがった。

 同種目、リオ五輪金メダル、マリンのリタイアに、母国スペインも衝撃を受けた。ペドロ・サンチェス首相は「あなたはチャンピオンです。これからもずっとチャンピオンです。スペイン全体があなたとともに歩みます」とメッセージを送り、同国のテニス看板選手カルロス・アルカラスは自身のSNSで「世界のすべての激励を送ります」とつづった。

 マリンは21年東京五輪前にひざの全十字靱帯(じんたい)を損傷し、出場できなかった。リバスコーチは「おそらく前と同じ箇所を負傷したようだ」と話した。