「客席広く、びっくり」明徳義塾が甲子園練習 土や芝の感触も確認

AI要約

明徳義塾が第106回全国高校野球選手権大会に出場し、阪神甲子園球場で練習を行った。

選手たちは20分間の練習を通じて守備や投球の準備をし、甲子園の雰囲気を感じた。

内山瑠唯投手はマウンドの感触を楽しんでおり、矢野心々馬選手は観客の存在に驚きつつもプレーに集中した。

「客席広く、びっくり」明徳義塾が甲子園練習 土や芝の感触も確認

 第106回全国高校野球選手権大会に出場する明徳義塾は3日、阪神甲子園球場で「甲子園練習」をした。

 割り当ては正午から20分間。ベンチ前で「オウッ」と声を出してグラウンドに散った選手たちは、ノックを受けて守備練習をした。投手前に転がった打球の処理や、外野から本塁への返球をして土や芝の感触を確かめた。

 マウンドの感触を確かめた背番号1の内山瑠唯投手(3年)は「やっと甲子園に来たと実感した。マウンドは土の硬さも高知の球場に似た感じで、投げやすかった。スタンドが広くて、観客が入るとすごいんだろうなと思った」。

 外野でノックを受けた中堅手の矢野心々馬(ここま)選手(3年)は「外野から見るとバックネットの奥の客席が広くてびっくりした。観客がいる時のボールの見え方を、試合前のノックで確認したいと思います」と話した。

 4日には大阪市内で抽選会があり、対戦相手が決まる予定だ。(蜷川大介)