【DeNA】退団確実の大和が患った「デント病」とは…50歳前後で末期腎不全へ進行/メモ

AI要約

DeNA大和内野手(36)が来季の戦力構想から外れたことが分かった。契約期間は単年で、今季限りでの退団が確実となった。

大和は「デント病」という稀な疾患を患っており、生体腎移植を視野に入れながらプレーを続けてきた。

デント病は50歳前後で末期腎不全に進行する遺伝性の疾患であり、大和は粘り強く治療に取り組んでいる。

 DeNA大和内野手(36)が来季の戦力構想から外れたことが17日、分かった。昨オフに結んだ契約期間は単年。今季限りでの退団が確実となった。23年1月には国内でも数百人しかいない「デント病」であることも判明し、生体腎移植も視野に入れながらプレーを続けてきた。

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 大和は22年12月の契約更改会見で、慢性腎臓病を患っていることを公表。翌1月に国内でも数百人しかいない「デント病」であることが分かり、現在は生体腎移植を視野に検査を進めている

 デント病は遺伝性の疾患で、出生時から尿細管性タンパク尿が出現。50歳前後で末期腎不全へ進行する。「僕の数値だと入院して病院食を食べてる方もいると思いますし、移植もしているだろうし。腎臓の力がなくなる前にするのが一番いいんですけど、粘れるところまで粘りたい」と24年6月に語っていた。食事療法で塩分摂取に気を付け、トレーニングは筋肉痛が出ないぎりぎりの強度で行う。むくみやすいため、手の感覚を損なわないよう打撃用の手袋も厚さの違うものを使い分けている。

 現役中の移植の可能性は「なきにしもあらずですね。こればっかりは自分の体調次第」と話していた。