柔道混合団体で大金星の高山莉加 「私に向けて歌ってくれたんだ」聞きたい曲「ミセス・グリーン・アップルのアポロドロス」の歌詞に共感

AI要約

日本はパリ五輪柔道混合団体決勝でフランスに4-3で敗れ、銀メダル獲得。高山莉加が大金星を挙げたが、東京五輪の雪辱は果たせず。

高山は78キロ級の選手として出場し、1分52秒で大内刈りで技ありを奪い優勢勝ち。アドバイスを受けて戦い、喜びを表現した。

高山はミセス・グリーン・アップルの大ファンで、銀メダルを手に笑みを浮かべながら、バンドの歌詞を引用して感謝の気持ちを述べた。

柔道混合団体で大金星の高山莉加 「私に向けて歌ってくれたんだ」聞きたい曲「ミセス・グリーン・アップルのアポロドロス」の歌詞に共感

◇3日 パリ五輪 柔道混合団体決勝 日本3―4フランス(シャン・ド・マルス・アリーナ)

 日本は決勝で開催国フランスに4―3で敗れ、2大会連続銀メダルとなった。東京五輪の雪辱は果たせなかったが、1―0で迎えた第2試合(女子70キロ超)で、78キロ級の高山莉加(三井住友海上)が大金星を挙げた。相手は1階級上の78キロ超級銅メダリストのディコ。同階級の素根輝(パーク24)がけがで欠場したため、高山が挑んだ。

 明らかな体格差があり劣勢な中、試合開始1分52秒に大内刈りで技ありを奪い、そのまま守り切って優勢勝ち。個人戦でメダルを逃したものの、混合団体で躍動し「超級の選手と戦うのはめちゃめちゃ怖かったが、素根選手からもアドバイスをもらって後悔ないように戦えた」と振り返った。

 高山は以前から人気バンド「ミセス・グリーン・アップル」の大ファンを公言。いま聞きたい曲を問われると、「ミセス・グリーン・アップルのアポロドロス」と回答。「綺麗な花もいいけど傷をも誇れる花になろう」という歌詞を引用しながら、「わたしも傷を負っているけど、やっぱりここでまた返り咲くってチャンスがあるんで、私に向けて歌ってくれたんだと思います」と銀メダルを手に笑みを浮かべた。