中国ジェンが第1セット先取、アジア人初の金メダル獲得に王手<パリ五輪・テニス>

AI要約

女子シングルス決勝では、ジェン・チンウェンが第1セットを6-2で先取している。

両者の過去の対戦成績や今大会の戦績を振り返ると、ジェンが有利な状況であることが分かる。

どちらの選手も初の金メダル獲得を目指し、注目の対決が続いている。

中国ジェンが第1セット先取、アジア人初の金メダル獲得に王手<パリ五輪・テニス>

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)のテニス競技は3日、女子シングルス決勝が行われており、第6シードのジェン・チンウェン(中国)が第13シードのD・ヴェキッチ(クロアチア)から第1セットを6-2で先取した。

両者は過去2度対戦しており、対戦成績は1勝1敗。直近の対戦は昨年10月のWTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)ラウンドロビンで、この時はジェンが6-4, 6-7 (6-8), 6-4で勝利した。

21歳で世界ランク7位のジェンは今大会、1回戦で同91位のS・エラーニ(イタリア)、2回戦で同103位のA・ルス(オランダ)、3回戦で第11シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)、準々決勝で元世界ランク1位のA・ケルバー(ドイツ)を下し4強入り。準決勝では金メダル大本命とみられていた第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を破り決勝に進出した。

一方、28歳で世界ランク21位のヴェキッチは今大会、1回戦で同65位のL・ブロンゼッティ(イタリア)、2回戦で同171位のB・アンドレースク(カナダ)、3回戦で第2シードのC・ガウフ(アメリカ)、準々決勝で第12シードのM・コスチュク(ウクライナ)、準決勝で同67位のA・カロリーナ・シュミドロバ(スロバキア)を下しての勝ち上がり。

どちらの選手が優勝しても初の金メダル獲得となる。