男子決勝はジョコビッチvsアルカラスの頂上決戦に、最年長か最年少か 歴史的一戦<パリ五輪>

AI要約

パリオリンピックの男子テニス準決勝で、第1シードのジョコビッチと第2シードのアルカラスが決勝進出を果たした。

アルカラスは21歳で初出場にして決勝進出。ジョコビッチは37歳で5度目の出場であり、過去6度の対戦は3勝3敗。

決勝はジョコビッチとアルカラスの対決となり、両者が史上最年少または最年長の金メダリストになる可能性がある。

男子決勝はジョコビッチvsアルカラスの頂上決戦に、最年長か最年少か 歴史的一戦<パリ五輪>

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は現地2日、テニスの男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのC・アルカラス(スペイン)が決勝進出を果たした。

この日、センターコートの第1試合にアルカラスが、第3試合にジョコビッチが登場。

世界ランク3位で21歳のアルカラスは第13シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を6-1, 6-1のストレートで破り決勝進出を果たした。

一方、37歳で世界ランク2位のジョコビッチは第11シードのL・ムセッティ(イタリア)を6-4, 6-2のストレートで下し決勝に駒を進めた。

両者ともにオリンピックの決勝に進むのは今回が初。ジョコビッチは5度目の出場で、アルカラスは初出場にしてこの舞台にたどり着いた。

ジョコビッチとアルカラスは今回が7度目の顔合わせ。過去6度の対戦は3勝3敗となっている。

直近の対戦は先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝で、この時はアルカラスが6-2, 6-2, 7-6 (7-4)で勝利した。

また今大会と同会場で行われている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でも2023年の準決勝で対戦している。この時はアルカラスが試合中に痙攣を起こしたことも影響し、ジョコビッチが6-3, 5-7, 6-1, 6-1で勝利した。

これまでのキャリアで四大大会やATPマスターズ1000といったビッグタイトルを総なめにしながら、オリンピックでの金メダルのみ唯一手にできていないジョコビッチが悲願の金メダルを獲得するか。2022年に史上最年少で世界ランク1位を記録し21歳にしてすでに四大大会4勝を挙げているアルカラスが金メダルを掴むか、注目が集まる。

なお、ジョコビッチが勝利すると同種目で史上最年長の金メダリストに、アルカラスが勝利すると史上最年少の金メダリストとなる。

どちらが勝利しても歴史に残る大注目の男子シングルス決勝は、現地4日に行われる予定。