【パリ五輪卓球】張本智和が準々決勝へ。準決勝進出をかけて樊振東とジャーの勝者と対決
AI要約
張本智和（日本）はパリ五輪男子シングルス3回戦でデンマークのリンドと戦い、激しい試合を制して準々決勝進出を果たす。
両選手の戦術変化や張本の逆転劇が詳細に描かれる。
他の試合結果も紹介され、張本の今後の対戦相手が注目される。
パリ五輪男子シングルス3回戦、張本智和（日本）は2023年世界卓球ダーバン大会ベスト8の左腕、リンド（デンマーク）と対戦。
1ゲーム目をリンドの独特のテンポの両ハンドドライブに合わずに落とし、2ゲーム目は7‐2、10‐6とリードしたがジュースに持ち込まれる。11‐10と張本がゲームポイントを奪うと日本ベンチはタイムアウト。タイムアウト後に張本は長いツッツキでリンドにループドライブをさせて、それを電光石火のバックカウンターでクロスにノータッチエースで決めた。
このゲームを取ると形勢が逆転。張本はツッツキに対してリンドに一撃のドライブがないとわかると、ツッツキとストップを混ぜて、ループドライブをカウンターで待つ戦術を取った。
3ゲーム以降は張本がゲームを支配し、4‐1でリンドを下し、準々決勝進出を決めた。準々決勝の相手は樊振東（中国）とジャー（アメリカ）の勝者になる。
●男子シングルス3回戦
張本智和（日本） ‐8、10、5、8、6 リンド（デンマーク）
モーレゴード（スウェーデン） ‐14、11、8、10、6 高承睿（チャイニーズタイペイ）
林昀儒（チャイニーズタイペイ） 9、10、7、7 ヨルジッチ（スロベニア）
